水溶性キトサン

キトサンとは

 弊社が二十年近く、研究、取り扱っているキトサンとは、甲殻類(カニ、エビ)の殻からたんぱく質、カルシウムを除去するとキチン質のみが残り、それを脱アセチル化することによってキトサンになります。キトサンは数少ない動物性の不溶性食物繊維で、多くの大学や企業で研究開発が行われている注目されている成分です。
栄養補助食品だけでなく、手術用縫合糸や人工皮膚などの医療用素材など様々な分野でも用いられており安全性が確認されています。   弊社が取り扱っているキトサンは、低分子化によって世界ではじめて水溶性化に成功しました。 特許も取得しています。

世界最初の水溶性キトサン

 水溶性キトサンは、有害な重金属および放射性物質除去排泄に促進効果 有害な重金属および放射線物質が、水溶性キトサンとキレートを形成する(抱え込まれる)ことによって、重金属と放射線物質が高効率で吸着除去されることが東京医大の研究者などによって報告されています。

 特に、水銀、カドミウム、ニッケル、鉛などの重金属は、ほぼ100パーセント近く除去することができ、廃水処理を始め多方面に利用されています 東京医大の西村先生の研究グループは、飼料にキトサンを添加して飼育したラットでは、放射性物質であるストロンチウムを経口投与した一日後に、早くも90%以上が糞便中に排泄されることを実験で証明しました。また、同研究グループは、キトサンを添加した飼料でラットを一定期間飼育したあと、放射性物質であるストロンチウムを投与すると、その体内残留に顕著な低下があったと報告しています。